輪行コロの歩み(5)

 輪行コロを使って運ぶときは、ハンドル側のどこかを持つ必要がある。
 ちょうど持つ位置にあるのはハンドルの折りたたみ部分。しかし、ここを直接つかんで運ぶのはちょっとつらい。そこでまず考えたのは紐を前部につけて持ち上げて転がそうとしたのだ。
 ちび輪バッグの紐をハンドルにつけて持ち上げるが、歩き出すと非常に不安定で、あっちでバタン、こっちでバタンという具合だった。
 コロType-1からType-3まで変化している間こんな状態だったが、それでも持って歩くよりは楽になった。
 問題点は、自転車の大きさに比べて輪行コロの幅が小さいからだが、前に書いたようにサイズの限界がある。これを解決するにはスーツケースのように、本体と一体となる取っ手をつける必要があると思っていた。
 そして東急ハンズで「Sカン」という金具を見かけた。小さいほうの円のサイズがちょうどBD-1のフレームの大きさに合っていそうだったので、買うことにした。ただこの細さでは持ちづらいので「スポンジグリップ」というスポンジのチューブをかぶせることとして、同時に購入した。
 
 家に帰り、Sカンにスポンジグリップをかぶせて自転車に取り付ける。Sカンの開いているサイズがフレームサイズよりわずかに小さいため、「グイッ」と力を入れるとスポッとフレームはまった。
 取っ手Type-1は2003年12月デビューした。
【Sカン(写真右)にスポンジグリップを差し込んで完成(写真左)】
2005_0617_204827AA_s

【取っ手Type-1 2004年1月】
2004_0124_211311AA_s

【折りたたみ時の状態 2004年1月】
2004_0124_211240AA_s

 取っ手Type-1はその後改良もなく変化していない。もう少し自転車との剛性が高まればいいなと思っていて、東急ハンズやホームセンターに行ったときに、棚をながめつつあれやこれやと考えているのだが、まだまだいいアイデアは出てこない。
 さて、ここまで(1)~(5)までで、ねこBD(赤)についてそのストーリーをまとめてきた。
 しかし、あざBD(グラファイト)は、また違ったコンセプトから進められきて、違った進化をすることとなる。

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