10/08/20 ’10北海道ツーリング7日目

8/20(金)曇のち晴 士幌-瓜幕-屈足-新得-サホロ 68km ルート図 ウェブアルバム (文:高森千穂)
 朝、目が覚めると、久しぶりに空が曇っており、空気もひんやりと冷えていた。ただし、天気予報によると、日中は晴れてまた暑くなるとのことだった。
 7時半に宿を出発。半袖だと肌寒かったため、上着を着て走り始める。「いつもの北海道は、これぐらいの暑さだよなあ」と思いつつ、涼しいうちに距離を稼ごうと、単調な直線道路をせっせと走る。曇天だと景色も沈むが、涼しいのは助かる。あっというまに20数キロ走り、道の駅「うりまく」に到着。
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 この道の駅には5年前にも来ているはずだが、あまり記憶になかった。乗馬ができるようになっていたが、5年前もそうだったか? 以前は売っていなかった、カントリーサインマグネットをゲットした。
 瓜幕からは屈足経由で新得へ。途中国道274号を左折し、道道593号に入る。寂しい田舎道かと思いきや、意外と工事トラックが行き来する。この一週間、いやというほど目にしてきた十勝の畑と牧場が続くが、何度見ても飽きず、何度も同じような写真を撮ってしまう。この付近は大規模牧場が多く、たくさんの子牛を目にした。



 屈足市街はひっそりとしており、小学校も廃校になっていた。今回の旅の2日目に、羽帯駅近くで、この「くったり」の地名を見ていて(国道38号と交差していた道道718号に「屈足方面」の矢印が出ていたのだ)「おもしろいな」と思っていたのだが、見た地名を通ることができてうれしかった。
 市街のセイコーマートで一休みしたあと、新得までもう一山越え。このあたりで太陽が顔をのぞかせ、また汗だくになる。12時前に、新得駅に到着した。
 新得では「新得地鶏」を売り出し中で、市内のいくつかの飲食店では地鶏料理を提供している。駅前の蕎麦屋「せきぐち」にも「地鶏」の旗がたっていたので、ここで昼食にした。地鶏天ぷら付き冷やしそばに地鶏丼。ここが、極太そばで有名な店だということは、入店してから知った。地鶏丼も豚丼の焼き鳥+温泉卵といった感じでおいしかった。ちなみに「せきぐち」は、新得駅で駅そばも提供している。



 新得駅から今日の宿・サホロリゾートまでは10キロプラス標高200メートルだ。当初は国道38号で進むしかないのかと思っていたが、新得駅前の観光案内所で、旧狩勝線跡「フットパス」が自転車で走れるとわかってラッキーだった。新得方面のフットパス入口50メートルほどは、現在工事中で通れなかったが、その後は快適な森の中の小道を進むことができた。舗装はされていないが、荒れたダートでもなく、走りやすいオフロードだ。
 旧狩勝線の旧跡をたどりながら走るのはとても楽しく、レンガアーチ橋小笹川橋梁を見たり、「まりも号件」などの経緯も知ることができた。
 途中、乗馬の人とすれ違ったが、自転車はめったに通らないということで、「馬が驚かないように」と、静止を求められた。先導しているカウボーイ姿のインストラクターが「この人たちは、怖い人じゃないからね」と馬をなだめながら通り過ぎる。こちらも、馬を驚かさないようにと、写真撮影を自粛した。
 フットパス終点の旧新内駅が近づくと、乗馬をする人が多いためか路面が乱れ、自転車では走れなくなった。自転車をひっぱって歩いて数百メートル、旧新内駅についた。



 旧新内駅には、トロッコを自転車風に改造した「エコトロッコ」に乗車した。ニウプのトロッコに比べると距離も短く、足こぎ用に改造されているためいまひとつ物足りなかったが、家族連れには人気のようだ。次々と乗車に訪れていた。
 ここにはなぜか「あさかぜ」A寝台が常駐されていて、往年の車内の様子を見学できたり、旧狩勝線の資料が展示されていて、なかなか楽しかった。



 その後は、今日の宿・サホロリゾートへ向かった。翌日の狩勝峠越えを考えると、場所的に適切な宿ではあるが、無駄に広くて高級だ。まあ、たまにはこういう宿もいい。宿泊客は家族連れが多く、夕食のフレンチレストランでは、どの家族のお父さんも、とても張り切っているように見えた。
 ちなみに「フレンチレストラン」なんてどれほど高級?とドキドキしていたが、リゾート地の気軽な食堂で、とてもおいしかった。和食とフレンチと、好きな方が選べるのだが、素材はほぼ同じで、それぞれの料理を仕上げているようで、すごいな、と思ってしまった。

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