09/08/11 ’09道東ツーリング4日目

08/11(火) 根室-納沙布岬-根室-春国岱-厚床 ルート図
霧のち晴れ
(文:千穂 補足:呼人)
5時半に会社からの携帯メールで目が覚める。5時過ぎに駿河湾で震度6弱の地震があった(けど会社のシステムには影響ないから大丈夫という内容)とのこと、びっくりしてTVをつけて、しばらく地震報道を見る。
七時に朝食をとり、7時半過ぎに出発。
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空は晴れているが相変わらず濃い霧が流れている。納沙布岬へ向かう道路に入るとすっかり霧に包まれて、周囲が見えなくなってきた。気温が高め(20度)なので、半袖でも寒くはないが、腕の産毛にしっとりと露がついている。
ノッカマップ岬の灯台が見えたが、岬への道は水溜りにさえぎられていたので行くのは断念した。
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北方原生花園にはポニーが放牧されている。ポニーが外に出ないように入口には木戸があるのだが、そこにポニーがかたまっているので木戸を開けられず、原生花園の中には入れなかった。ポニーたちが「いれてあげないよー」といっているようだった。

この後、霧はますます濃くなり、海も沼もよく見えなくなる。霧の向こうに、ぼんやりと牛や馬の放牧が見えるのみだ。なにもないさびしい西海岸をひたすら霧の中を20キロ近く走り、トーサムポロ沼、温根元と進むと納沙布岬に到着した。

岬からは国後島は霧の中で全く見えない。もっとも近い貝殻島さえ見えない。いままで根室は冬場にしか来たことがなかったので、こんなに霧が濃いなんて思っていなかった。冬場にきたときには、手を伸ばせば届くような距離に貝殻島が見えたのに。

納沙布岬灯台に寄って、早々に岬を後にする。

行きは西海岸だったが帰りは東海岸(大平洋岸回り)を選択する。東海岸は西海岸に比べ集落が続き、ずっとにぎやかだった。
ただし霧はあまり晴れることなく、淡々と走り続けることに。けれども根室市街まであと5キロというところ、温根沼、タンネ沼付近で一気に霧が晴れ、市街についた頃には快晴で、すっかり暑くなっていた。

市内の道路標識にはロシア語が書かれている。さすがロシアとの国境、根室の町である。ちなみに、今日の目的地・厚床は「ATTOKO」とローマ字と変わらなかった。
駅前の「ニューモンブラン」で、エスカロップとオリエンタルライスを食べる。エスカロップ(バターライスにトンカツ乗せ)は「おおっ、これが噂の食べ物」と感激、オリエンタルライス(トマトライスに牛肉乗せ)は、エスカロップよりも、もっとおいしかった。

午後は、国道44号をひたすら西に向かって走る。昨日までマイナーな道道ばかりで車もろくに走っていなかったのだが、2桁国道はさすがに交通量が多い。歩道もなく路肩も狭いが、アップダウンが少なく路面状態がいいのは「国道」たるゆえんか。

温根沼大橋を渡り、春国岱原生野鳥公園に寄り道する。ここはミニ尾岱沼といったところだ。沼のぎりぎりまで民家が建っているが、静かないいところだった。観光地化されていないので訪れる人も少ない。丹頂鶴が2羽、沼のまんなかにいた。明日は、対岸の走古丹から、ここをながめる予定だ。

この後、道の駅スワン44ねむろへ。根室限定のサンマラーメンがほしかったので、ここで会社などあちこちへのおみやげなどもまとめ買いし、自宅へ郵送した。無事にサンマラーメンを入手できてよかった。北海道限定ガラナを飲んで力をつけ、また、厚床へ向かってひたすら走る。西へ向かうのでもろに太陽の日を浴び、とにかく暑い午後だった。

16時過ぎに「厚床跨線橋」を越える。跨線橋といっても、20年前に廃線になった標津線の「跨線」だ。もちろんレールは残っておらず、わずかに路床がわかるのみ。けれども橋には「標津線」の文字が残っていた。
すぐに厚床駅へ到着。厚床駅は、根室本線と標津線の分岐するかつてはターミナル駅だったのにすっかりさびれている。ただし、根室バスの営業所をかねた駅はきれいだ。自転車が一台、休憩していた。ターミナル職員が帰宅したら、「駅寝」をしようするつもりなのだろうか。

駅前には焼肉屋(兼ラーメン屋・丼物屋)があったが、やっているのかわからない感じだった。そのほかあるのは、セイコーマート、米屋、郵便局、できたばかりという感じの喫茶店とセブン-イレブン。あとはちらほらと民家のみだ。数百メートルも進むと、牧場が広がるだけだ。

今日の宿は駅前の「早坂旅館」。かつては泊まる人もいたのだろうが、今は開店休業のような感じだった。老夫婦が経営しており食事はなし。(ごはん出せなくてすいませんねぇ、とあやまられた)
風呂もトイレも家族がふだんつかっているもので、まるで親戚の家に泊まりにいったようだ。これもこれでいい感じだった。
夕食は、駅前にあった新しい感じの喫茶店へ。スパゲッティと花咲ガニサラダを注文。ようやく花咲ガニを食した。

18時をすぎて店を出ると駅前の焼肉屋に灯りがともっていた。なんだ、現役だったのか。もう少し待って、焼肉屋へ行けばよかった、と思った。
これまたできたてのセブン-イレブンでビールを買って、部屋でまったりと過ごした。
「早坂旅館」素泊まり3800円

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