09/08/15 ’09道東ツーリング8日目(最終日)

08/15(土) 阿寒湖畔→釧北峠→津別→美幌→呼人→女満別空港 ルート図
晴のち曇
(文:千穂 補足:呼人)
最終日。阿寒湖の観光地的なにぎやかな雰囲気を惜しみつつ出発する。一週間の旅行のうち一回ぐらいは、こういうにぎやかな宿に泊まるのがいい。
宿泊した「阿寒ロイヤルホテル」は、従業員の方たちの気遣いがうれしい宿だった。朝、自転車に「晴れますように」のてるてるぼうずがついていてびっくり。自転車のとなりに二台、バイクも止まっていたが、こちらにもてるてるぼうずがつけられていた。さらに「荷物になりますが」と、メロンパン二個をお土産にもらった。(このメロンパンは、女満別空港での待ち時間においしくいただいた)ここは、本当にお勧めの宿。
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釧北峠までは450メートルから600メートルまで150メートルほど上がる。今朝は7時半出発と早く、しかも快晴なので、軽やかに上っていく。
釧北峠は、釧路市(阿寒湖町)と津別町との境。津別町に入ると天気が変わり、空が雲に覆われる。

9時過ぎに、旧相生駅(旧相生線の終点)に到着。今は道の駅「相生」となり、駅跡はきれいに保存されている。相生線は昭和60年廃止と、廃止時期が早かったので乗ったことはなく、それほど思い入れもない。「どうしてこんなところに鉄道を?」と思うような場所だが、津別町の主要産業・林業のためだったらしい。

国道をはずれて相生の市街地を走るが、店はなく、廃屋がめだった。この状況は津別市街まで続き、過疎化がいっそう進んでいる地のように見えた。

相生を過ぎると、それまでの景色が一変し、穀倉地帯になった。玉ねぎ・じゃがいも畑が地平線の彼方まで続き、この一週間、原野か牧場ばかり目にしていた身には、とても新鮮に見えた。ちょうど玉ねぎの収穫時期のようで、畑には収穫を待つばかりの玉ねぎと、収穫した玉ねぎを積んだトラックを何台も見かけた。

津別はちょっとした町。郊外はにぎやかそうに見えたが、町の中心地はやはりさびれていて、シャッターの下りた店が目立った。まだ10時半なので、昼食にするには早いので、美幌を目指して走り続ける。

ここから先は、本当に「一大穀倉地帯」今回の旅で初めてみる広大な畑にすっかり夢中になる。玉ねぎ・じゃがいも・とうもろこし……原野や湿原も「北海道」だけれど、こういう景色もまた「北海道」だ。

ちょうどお昼時、12時に美幌に到着。たまたま見かけた「持ち帰り豚まん」の店で豚まんを買おうかと思ったが、あいにく客が多すぎて、出来上がりが一時間後とのこと、前日ネットで調べていた焼肉屋「田村」を探して街中を走る。
間もなく見つけた焼肉屋は、真っ昼間から宴会をしている客でほぼ満室。かろうじて空いていた部屋の隅で、焼肉ランチをいただく。
「カルビ・ロースセット」1680円、「ジンギスカンセット」980円、十分すぎるほどの肉に、ごはん・スープ・サラダがついているのだから、とてもとてもお得だった。「今日の夕飯はテキトーでいいね」と思うぐらい、満腹・満足な昼食となった。今回の旅で、根室のサンマと同じぐらいおいしかった。

昼食を終えると空が曇っていた。今日は大気が不安定で、場合によっては強い通り雨が降るとのこと。どきどきしながら走り始める。
美幌から、今日、飛行機に乗る予定の女満別空港までは10キロ程度。最寄駅は「西女満別」駅で、ここから空港までは歩ける距離だが、訪れた駅は今にも朽ち果てそうな感じだった。道路と駅の境目もわからないぐらいに荒れ果てており、公共交通(鉄道)を使って飛行機に乗る人なんて、現代はもはやいないのだと思い知らせらた。でも、一日、10往復もないような鉄道ならば仕方ないですよね……

女満別空港には、14時前に着。予約している飛行機は19時過ぎなので、まだまだ走れる。余分な荷物を空港のコインロッカーに預け、行きたかった「呼人駅」と女満別温泉へ行くことにした。今回、初日に訪れたのが「茅沼駅」。合わせれば「茅沼呼人」。あざBDのハンドルとなるからだ。

いつ天気が急変して雨が降り出すかわからない空をにらみつつ、国道を走って呼人駅を目指す。まずは道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」へ。今回の旅では、道の駅は5か所目。今回は、道の駅もとても少なく、スタンプラリーもスカスカで、カントリーサインマグネットコレクションも進まなかった。残念。

じゃがいも・玉ねぎ畑を両目につき進み、網走市に入り「呼人駅」へ。記念撮影をして、今回の旅は、ほぼ、目的を終えた。

ここから先は「プラスアルファ」の雰囲気。大学のラグビー部が多く合宿している横を通って網走湖へ出て、このまま湖畔で女満別駅まで行こうとしたが、ダート道となった先が通行止と表示されていたので、内陸の道を走り、女満別駅近くの日帰り温泉施設「美肌の湯」に寄って、当日の汗を流した。今日は帰りが遅くなるので、家でお風呂に入らなくてすむのがありがたい。

17時過ぎに温泉を出て、空港へ向かおうとすると、ぱらぱらと雨が降り始める。突然大雨になることを恐れて、ゴアテックスで装備したが、幸い、すぐに雨はやみ、無事に女満別空港に到着した。

女満別空港脇で、8日ぶりに自転車をたたもうとすると、フレームに虫の死骸とかミニヘビの死骸!とかさまざまなものがこびりつき、さらに、雨の中走ったせいか、ところどころさいびついている。自転車、ぼろぼろである。
「そろそろ買い替え時なのだろうか」と思いつつ、帰路についたのであった。

今回、根釧原野という、あまり人の訪れない道東の地だったからか、自転車旅行者をあまり見かけなかったのがさびしかった。
ライダーとは結構すれ違ったが、それでも例年よりも少なく感じた。
みんな、どこへ行ってしまったんだろう。。。。

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09/08/15 ’09道東ツーリング8日目(最終日) への3件のフィードバック

  1. だましのしまだ のコメント:

    やっぱり茅沼~呼人で締めくくったんですね。洒落のわかる人なら絶対そうしますよね。
    それにしても今回のルートは北海道らしいところばかりのような気がします。来年の参考にしようかと思います。
    お疲れさまでした・・・レポート作成。

  2. 呼人 のコメント:

    こんばんは、しまださん。
    計画のときには呼人を訪れるという発想がまったくなかったのですが、
    出発前のしまださんのコメントで気がついたのでした。
    おかげさまで今年のツーリングは茅沼~呼人の旅となり、また、北海道のまだまだ知らなかった広大さを感じることができて、とても嬉しかったです。

  3. モモンガー のコメント:

    しまださんに座布団2枚!

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