スポーツ自転車を乗るからには避けては通れないパンクの対応。
ママチャリと違ってタイヤが細く、チューブも軽量化のため比較的薄いチューブを使っているため、異物が貫通したり、段差を越えた時にタイヤとホイールのリムが衝撃で当たり間のチューブにダメージを受けパンク(用語集:リム打ちパンク)をしてしまいます。
いざというときのために以下の用品はサドルバッグやツール缶に常備しておきましょう。
クリンチャータイヤ(入門編ロードバイクによく装着されているタイヤ)のパンク対処について説明していきます!
空気入れ(手押しタイプ・CO2ボンベ)
軽量の小さなポンプから空気圧ゲージもついた少し大きなポンプ、CO2ボンベも使えるものなど様々な種類の空気入れが販売されています。
▼軽量の小さなポンプ | |
メリット | デメリット |
・軽量 ・自転車につけても目立ちにくく外観を阻害しない ・サイクルジャージの背中のポケットに入れて運ぶこともできる |
・手持ちタイプが多く空気が入れにくい ・一度に入れられる空気の量が少なく、ポンピングをたくさんしなけらばならない ・空気圧のゲージがついていないモデルが多く、どのくらい空気を入れられたかが分からない |
▼大きなポンプ | |
メリット | デメリット |
・地面において足で固定できるタイプが多く、空気が入れやすい ・いざという時の安心感 |
・重くはないがかさばる ・自転車につけた時にポンプが目立つ |
POINT☝️
バルブにつけるところがポンプと一体になっているものではなく、ゴムのチューブになっているモデルがおすすめ!
ポンピング中に揺れてバルブ付近を痛めることも少なく、ポンピングもしやすいです。
▼CO2ボンベを利用したもの | |
メリット | デメリット |
・楽に空気が入る ・高圧の空気を入れられる ・一瞬で空気を入れる作業を終えられる |
・失敗する可能性がある
1回で使い切りなので失敗した場合は別のボンベを使用するか、空気入れでポンピングが必要になります。
・ボンベが高い |
CO2ボンベ使用時の注意点
CO2ボンベは使うと凍傷になるレベルで冷たくなる!
一気にボンベは冷えるため、素手でボンベを触るのはやめましょう。
グローブをするか、ボンベのカバーをつけましょう。
失敗のリスクあり!
勿体無いですが、使ったことがない人は一度家で使ってみましょう。
すごい勢いで空気が出るのでバルブから外れてしまったりします。
そして、一瞬でボンベが空になります。清水経験あり。
注意点を守ればパンク時にCO2ボンベは楽に一瞬で空気を入れられるため、力強いツールになること間違いなしです。
チューブ
自分の自転車にあった規格のチューブを必ず1つは持ち歩きましょう。
規格のうち着目すべき大まかな点は次の3つの規格です。
・タイヤの太さ(23c〜28c)
・タイヤの外径(700C or 650B)
・バルブ長(40mmや60mmなど)
タイヤレバー
チューブを交換するにはタイヤの脱着をしなければなりません。タイヤの装着だけであれば慣れればタイヤレバーを使わずにつけることもできます!
パッチ(のり付きのものがお勧め)
予備チューブがない場合は穴を直接防ぐ修理をする必要があります。かさばらないので緊急用で持っておくといざという時に役立ちます。
タイヤブート
サイドカットといって穴ではなくタイヤが裂けてしまう場合があります。チューブを交換してもタイヤの裂け目からチューブがはみ出てきてしまいすぐにまたパンクをしてしまいます。タイヤが裂ける事は滅多にないですが、裂けたタイヤの内側にタイヤブート入れる事で走行が可能になります。
タイヤブートがない場合は、泣く泣く財布の中の千円札を折って入れることで一時的に対処する裏技も!
クイックショットなどの瞬間パンク修理材
パンク修理剤をチューブのバルブから注入することによって穴が空いたところを防いでくれます。小さな穴であれば直りますが、大きな穴の場合は直らないことも!
また、緊急用ですので無事に家やお店についた時は新しいチューブと交換しなければなりません。
その他あると便利なグッズ
・ゴム手袋:修理の時に手が汚れずにすむ
POINT☝️
雨の日は道路の尖った異物が浮いて上向きになっていたり、タイヤに異物がつきやすいのでパンクのリスクが多いんですよ〜
修理のやり方についてはこちらをチェック!!!!(ページリンク)
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